アーティストだからひらめくまで待っている

なんてこと言ってみたいのだけれど

実際にやらなければいけないことは、

ほとんどがこれまで誰かがやってきたことの確認で

その中で、少しの新しいことを見つける

実際はそんなところなんだろうなと思うし

そもそもなりたいのはサイエンティストだった。

よく車輪の再発明はするなといわれる

車輪の発明は、それはそれは素晴らしいものだが、それを知って応用している現代において、

またそれを発明したところで何の価値もない

二次関数の解を導き出す式を自力で思いついた田舎の少年が、都会の大学でそれは解の公式というものだよと知らされるほど、人生に無駄なことはない

みたいな話

けれども実際は、そんなようなことは日常茶飯事に起きるし、それをスキップできない

能力が高くないからか

同じことをやってみて同じ結果が出るのかの確認

ほんとにこれまで発見された発明品は新しいのか、

使い方は間違って伝わってないか

それらを確認して、本当に新しいことに出会うまでの旅は少し長い

少し長い旅を短い人生で何度できるのか

そんなことを考えながら、もう3年が経つ

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