皆さんこんばんは。
順天堂大学混成ブロック
村山凌一です
本日は、混成競技を知ろう!第2弾です
今回はのテーマは
混成競技の魅力って何?
ということについて語りたいと思います
前回、混成競技とはどんなものかについてお話いたしました。
このような種目の混成競技ですが
たくさんの魅力ある競技です
特に私が思う魅力を伝えられたらと思います
まず1つ目の魅力は
勝者がキングオブアスリートとして讃えられる
ということです
前回の回でも述べましたが、混成競技のチャンピオンは
king of Athlete として讃えられます
なぜ、そのように呼ばれるのかというと・・・
あらゆる矛盾を解消している種目であるから
ということです(私のアレンジも入っていますが・・・)
十種目、七種目を思い返していただきたいのですが
それぞれ走る種目、投げる種目、跳ぶ種目
と異なる要素を使う種目が複数存在していますよね?
各種目の専門の選手を想像していただければわかりますが
走高跳の選手と砲丸投の選手を想像してみてください
どちらが走高跳選手で、どちらが砲丸投選手かわかりますか?
答えは明白ですね
陸上競技は肉体を極限に高めるスポーツです
その種目でトップになろうと考えたらおのずと
その種目に似合った体型になっていくでしょう
それを考えると砲丸を遠くに飛ばすために体を大きくすると
走高跳において重くなってしまったり、1500を速く走れなくなってしまう可能性があります。
逆に跳躍のために軽さを求めてしまうと、投てき系で不利になってしまうこともあります
このような矛盾を抱えるスポーツだからこそ、魅力的で
かねてより勝者は最強のアスリートとしてたたえられているのです!!
しかしまだまだその矛盾を解決しきった選手は多くないと思います
なので、得点源となる種目がそれぞれ異なっている選手が多いです
これも魅力の一つだと思います
みんな違ってみんないい
ということですね
日本代表の二人でいえば
右代選手は中村選手に比べて投てき種目で得点を取ります
中村選手は右代選手に比べて走る種目で点数を取ります
このように10種目ある中で得点源となる種目が異なる
ということは
試合が始まってから順位の入れ替えがたくさん起きるということになります
100mや走幅跳を得意として前半得点を稼いでいても
砲丸投や、走高跳が苦手な選手もいます
最後の1500mで1点差、2点差の大逆転
なんてこともあるんです!!
最後まであきらめない忍耐力もとっても大事になってくる競技です。
また適正、というところで考えると単体種目は
自分の体格に遭った種目を選択することになると思います
細くて持久力のある人が長距離をえらんだり
太くて筋肉質な人が投てきをしたり・・・
しかし混成競技は様々なタイプの人間がいます
自分は専門の種目では2番手で終わってしまうという人も
全ての種目で2番手になれれば混成競技で1番になれるかもしれませんね
そんな魅力も兼ねそろえています!!
最後にこの世界で最も優れたアスリート
男子十種競技世界記録保持者のアシュトンイートンという選手の紹介をして終わりたいと思います
アシュトン・イートン
彼が世界で最も優れたアスリートであることは
彼の自己記録をご覧いただけるだけでお分かりいただけると思います
十種競技:9045点
100m:10秒21 (2016年日本選手権3位相当)
走幅跳:8m23 (日本歴代2位相当 2016年優勝相当)
砲丸投:15m40
走高跳:2m10 (2016年日本学生対校大会5位相当)
400m:45秒00 (日本歴代2位相当)
110mH:13秒35 (日本記録13秒39)
円盤投:47m36
棒高跳:5m40 (2016年日本選手権5位相当)
やり投:66m64
1500m:4分14秒48
400mH:48秒69 (日本歴代10位相当)
いかがですか?
投てきや1500mではさすがに専門選手には及ばない者の後の種目は
日本選手権で何種目も入賞することができます
110mHにおいては日本記録よりも高い記録で走っているんですね
これでキングオブアスリートといわれる所以がお分かりいただけると思います。
どうですか?だんだん混成競技に興味がわいてきましたか?
次回、混成競技を知ろう第3弾で最後の紹介を行いたいと思います。