こんばんは
先週末、愛知にある東海学園大学で行われた、トレーニング科学会大会に参加してきました
名前の通り学会大会なのですが、もとは研究会よりはじまった会であるということで、現場の先生方が多く、そのなかでも研究しておられる方を見ると、かっこいいなと思います
今回得られた知見としては
○運動遊びは幼稚園の年長から積極的に行う必要があるということ
○運動を習得する過程の最初は土台つくりであるということ
・・・
です。
近年の運動能力の低下は言うまでもなく、身体の早熟化を考えると、一昔前の同じ年齢の子より、体の成長が速いことは明らかです。
つまり昭和の10歳と今の10歳比べると大きな間違いを引き起こす事が容易に予想できるわけですね。
各種目、各学年間で過去と現在の運動能力の改善値を見てみても、走跳投は昔より劣っていることがわかり、二極化が起きていることも加味して
なんやかんやしたら小学校1年生段階で、すでに運動が苦手な子が出てきているという悲しい現実。。。
発育が顕著なのは就学前ですから、幼児教育の重要性は言うまでもなく、この段階で何か手を打たなければならないわけですね!
運動遊びを波及させてなにかできるといいのかもしれないな、と私の未来メモに追加しときました。
まあ、そんなことを世の中の専門かは考えてんだな
ということは抑えておかなければなりませんね
それから二つ目
プライオメトリクスジャンプはバネを作るトレーニングではあるのですが
ジュニア期は本当の意味でばねをつくる段階を踏まないとトレーニングにすらならない
というのは
どのアスリートでも同じかなと思います。
SSC使うには先取り運動しないといけないのですが、その先取り運動を発現させるトレーニングですね
基礎となる(とかいうと曖昧な言葉なんですが)動きや体力は段階的に行うべき
私はお勧めしないけど、シーズンをしっかり区切って移行期たくさん休むなら、鍛錬期に入る前に土台つくりとして、単純に「からだをつくる」段階が必要なのは応用できそうだなと思いました。
(その分時間がかるからオススメしない)
雑感としては、体を強くするためには様々なアプローチがあるのだということ
結構多くのこと説明されている。(正しいかはわからない)
山の登り方はそれぞれだけど解釈次第では大きな過ちになる。
エビデンスベースはもちろん、自ら正しい知識を使ってトレーニングを処方しないといけないなー
と思いました。
はたまた、同級生研究者たちとつながりができたことはうれしくおもいます。
そんなこんなで、勉強になりました。
ありがとうございました。
速いとこ実験して論文かけよって感じです。。はい