第101回日本選手権混成 結果 

日本選手権混成が終了。

結果は以下の通り

十種競技
①7873点 中村明彦(スズキ浜松AC)
②7807点 右代啓祐(スズキ浜松AC)
③7579点 清水剛士(NTN)
④7461点 森本公人(大阪教育大学)
⑤7445点 片山和也(中京大学)
⑥7394点 田上駿(順天堂大学)
⑦7296点 音部拓仁(富士通)
⑧7281点 栗原彰理(東京陸協)

七種競技
①5907点 ヘンプヒル恵(中央大学)
②5535点 山崎有紀(九州共立大学)
③5381点 桐山智衣(ヤマダ電機)
④5297点 大野優衣(白梅学園高校)
⑤5124点 シュレスタまや(筑波大学)
⑥5085点 堂脇優香(武庫川女子大学)
⑦5072点 山手美久利(国士館クラブ)
⑧4927点 中田有紀(日本保育サービス)

 

激戦が予想された今大会は
初日に大雨と強風に見舞われ、体感気温は1桁にもなる悪天候
2日目は日照りと強風に見舞われるグラウンドコンディションの中
選手たちは熱い戦いを繰り広げた。
1日目の午前こそ良いコンディションの中行われ

 

男子十種競技では
100mで音部選手が10秒68の好記録で発進
走幅跳では中村選手が7m56、砲丸投では右代選手が14m44
と続いたが昼下がりに天候が悪化
大雨の中の走高跳ではどの選手も寒さや風に苦戦する中
社会人1年目の栗原選手が1m99を1発でクリア
400mでは中村選手が2種目目の種目別トップ賞の48秒59

 

女子七種競技では
注目のヘンプヒル恵選手が13秒35(+2.3)と追いながら自己最高得点を加算
走高跳においても自己記録を更新する1m71で種目別優勝
砲丸投でも11m13と安定した記録を投げ
最後の200mでは
山崎選手と最後競り合い先着、自己ベストとなる24秒87(-0.2)
初日トップの3442点で折り返した。

 

2日目は日も出て暖かい中

男子は110mHが行われ
田上選手が中村選手を0.01秒抑える
14秒09の種目別日本歴代2位の好記録
円盤投は右代選手2種目目の種目別トップ46m57

2日目も午後から急に風が強まり
棒高跳は非常に悪条件の中行われたが
中村選手3種目目の種目別トップの4m90
右代選手は4m80と高いレベルの戦いになった

やり投では強い向かい風が功を奏し
60mオーバー4人の中でも右代選手圧巻の68m74で3種目目の種目別トップ賞

 

最後の1500mでは中村選手4種目目の種目別トップ4分22秒57

入賞圏内で順位の入れ替わりがあり
5位の清水選手が3位へ
7位の田上選手が6位へ
9位の栗原選手が8位へ
と非常に見ごたえのある十種競技でした。

 

七種競技は

走幅跳でヘンプヒル選手が6m06(+2.6)
やり投げでは45m02
と得点を重ね最後の800m2分19秒32
で5907点と自己ベストを更新して見事2連覇を達成
日本記録まであと45点と迫った

 

U20日本選手権では
日本大学の丸山優真選手が
7790点ジュニア日本新記録で優勝

10秒91
7m30
13m74
1m97
50秒18
13秒64
40m38
4m10
56m98
4分39秒06

日本記録を595点更新する大記録

まさに規格外な記録を打ち立てた

 今後も混成種目からますます目が離せなくなるような今大会であった

順大としては

田上が6位入賞

関東インカレが出来すぎたが変わらぬ記録でまとめられたことは大きな成果であると考える

復調してきた村中が13位

U20では柴田が5位

全日本インカレにつながる戦いを見せてくれた

しっかりと現状も確認でき

やることは定まってきているから

ここからしっかりと這い上がってくれるだろう

2日間応援に来てくれた皆様に感謝です

ありがとうございました

今後とも宜しくお願いします

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