2021年も年の瀬
今年は大きな変化に包まれた1年だった。
最も大きいのは、一人大阪に出てきて働き始めたことだと思う。
2020年12月時点の私は、おそらく、自分で思っているよりも荒んでいて
真っ暗の中、ゴールを失いながら、動き続けてしまっていた毎日だったと、ふと振り返るとそういう感じである。
村山という人間は、動く前に、これは正しい努力なのかを考える人間でいたいと常日頃から思って生きてきた。(できているかはおいておいて)
それは、これまで、我武者羅にただひたすらに、正しい方向を向いているかどうかを考えずに、主観的に頑張るという作業を繰り返しては失敗を繰り返した、あの頃の淡い経験から来ている。
ただやみくもに努力する事は、なまじ手を抜くことよりも簡単なのだ。
そんなまさに闇雲な状況から、もがいて出た先が、2021年だった気がする。
改めて自分の立ち位置と、世界の仕組みと、自分のやりたいことと、自分のやれることを整理して
きっとこの1年間はそういう整理をする時間だったんだと、今振り返って思う。
ありがたいことに、仕事が頂けて、本当に貴重な経験ができて、、、
きっと綺麗に生きていたら出会えなかった経験であろうと心から感じている。
この一年間はやりたいこと、やってきたことからあえて離れることで
本当にやらなきゃいけないことと、やりたいことが見えた1年だった。
こんな1年、もしかしたらもう巡り合えないかもしれない。
けれど、一度は頭も身の回りも整理して、もう一度必要なことを見定める
そんな時間をとっていくことは決してこれから先の人生にとって無駄ではないものだと自覚できた。
これぞまさに、人間万事塞翁が馬
目前で起きた事柄は、そのままの結果ではない。
ということは常に心にとめておきたいものである。
2022年はきっと挑戦の年になる。
まずは博士論文を・・・・
と、その前に、年内に片づけなければならないヤツをコテンパにして
また新しいタスクと向き合う年末にしたいと思う。
今年も残り10日
あと2本は論文投稿できるぞ俺。。。頑張る