混成競技
村山凌一です
アジア大会や日本インカレもおわり、とうとう2018年シーズンもおわりをむかえようとしています
秋シーズンは混成競技の大会は数少なく、残り一つ二つに限られるのではないでしょうか
世界的にも陸上競技のシーズンはほとんど終わりを迎えているのですが、混成競技の伝統ある大会がデカスターがフランスのタレンスで行われます
デカスター
混成競技大国フランスのタレンスで行われるこの大会
日本ではほとんどなじみがなく、よく知られていないのが現状ですが
実は1976年に開催されてから42年目を迎える今大会
過去には十種競技元世界記録保持者のダン・オブライエンが当時の世界記録を更新したのもこの大会
当時の世界記録8891点は現在もこの大会の大会記録
その後世界記録を更新するトマシュ・ドヴォルザークや
その後人類初めて9000点オーバーの世界記録を更新するロマン・シュブルレも
アジア記録保持者のドミトリー・カルポフも優勝しているこの大会
どれだけ素晴らしい由緒ある大会であるかご理解いただけたでしょうか
七種競技ではシドニーオリンピック金メダリストのデニス・ルイスの持つ6831点が大会記録となっています
そんなヨーロッパでは超人気スポーツの混成競技だけの大会なんです
今年は
日本から十種競技に
右代啓祐選手@ushirokeisuke
七種競技に
宇都宮絵莉選手@eri_utsunomiya
山崎有紀選手@yk_rkuma_66が出場します
他にも十種競技には世界記録の更新に最も近いといわれる男
フランスのケビン・マイヤー選手が出場予定
今年は調子がよく、世界記録の更新も期待されていた欧州選手権では、走幅跳記録なし
その欧州選手権の後に選んだのがこのデカスター
もしかすると、明日、鉄人アシュトン・イートンの残した9045点の世界記録が更新されるかもしれません!!!
大注目です!!
女子ではドイツのカロリン・シェーファー選手が有力
昨年世界歴代13位の6838点をマークした選手
大会記録並びに世界歴代記録を更新できるか期待がかかります!
もちろん日本の右代選手もここ3年くらいをみると上り調子
自らの日本記録更新に期待がかかります
また、アジア大会では自己記録を更新した山崎有紀選手
今季自己ベストを連発しています
この流れに乗ってあと89点に迫っている日本記録の更新と
日本初の6000点の大台に乗せられるか大注目
さらには今年4月に自己ベストを更新するも日本選手権七種競技では惜しくも勝つことができなかった宇都宮絵莉も日本記録まであと140点と迫っています
アジア大会には400mHとマイルリレーで活躍した宇都宮選手
本業の七種競技に帰って生きて真の力を発揮できるか期待です!!
なんにしても、ヨーロッパの混成競技文化の中で楽しく競技している姿が見られたらなと思います
頑張ってください!!
デカスターの様子は
インスタやツイッターとうで発信されると思います
インスタでは事前に選手の紹介があったり
大会準備の様子が映し出されていました
ライブ配信もあったような、なかったような。。。
見つけ次第ツイッターでお知らせします
それでは世紀の瞬間をお見逃しなく!!!
村山凌一