明日からいよいよ日本選手権が行われます
出るか9秒台!!
なんて見出しのニュースがたくさん出ていますね
なんといっても大注目は男子100m
日本記録の更新=9秒台
という日本の夢が期待されていますね
そんな男子100mですが
今年は日本の歴史上一番レベルの高い大会になると思います
昨年も熾烈な100mではありましたが
昨年混戦を制したのが
ケンブリッジ飛鳥(NIKE)
その後もリオオリンピックでは4×100mリレーで銀メダルに輝くなど
注目を集めた選手です。
そのケンブリッジ選手に惜しくも100分の1秒敗れて昨年2位だった
現役選手では2番手、大舞台に強い山縣亮太(セイコー)
そして現役最速、10秒01
昨年も自己ベストタイをマークし、リオオリンピックでは4×100mリレーで銀メダルを獲得した
桐生祥秀(東洋大)
この3選手が今年も好調
春先にオーストラリアで
桐生が10秒04
山縣が10秒06
と10秒0台をマーク
ケンブリッジも10秒12の好記録をマーク
5月のゴールデングランプリ川崎ではジャスティンガトリンに食らいつく2位
と順当に3選手が仕上がってきたところ
そんなところに一躍頭角を現したのが
関西学院3年の多田修平
多田が6月の学生個人選手権で追い風参考ながら予選で9秒94(+4.5)
決勝では世界陸上標準突破となる10秒08をマーク
と4人目が現れたわけです
今期はミズノの飯塚翔太選手も10秒08をマーク
しかし200mでの勝負に専念するべく日本選手権は100mはエントリーなし。
少し残念ですが・・・
むしろ200mでは日本記録更新に最も近い選手なので200mでは日本人初の19秒台が出るんじゃないかと個人的には・・・
ちなみに自己ベストは20秒11(日本記録は20秒03末續慎吾)
実に今の日本には世界陸上100m参加標準(10秒12)の突破者が5名と
史上最高水準な男子短距離界なのです!!!
日本記録は伊東浩司さんの10秒00(1998年)
20年ぶりの日本記録更新と9秒台への役者はそろっているのではないでしょうか?
今季好調、実力のある選手が勝つのか
はたまたダークホースが現れるのか予選から目が離せません!!
誰が勝つか予想できない大混戦の日本選手権
今年は大阪の長居スタジアムにて行われます
2007年の世界選手権が行われた競技場です!!
男子100mは
6月23日(金)
16:25から予選6組2着+4
20:35から準決勝2組4着
6月24日(土)
20:38から決勝
の予定になっています。
TV放送24日(土)は19:30からNHKにて放送予定
足を運べる方は現地で(日本選手権混成とは異なり有料なので注意)
どうしても無理な方はテレビで
世紀の瞬間をみんなで見届けよう!!